ピックはなぜ消滅するのか(2) 妖怪ピック隠し?の撮影に成功
床に落としてしまったり、いつもの場所に置いたはずのピックはなぜ消滅してしまうのか。それについてはいくつかの科学的な仮説を下の記事で紹介した。 ピックはなぜ消滅するのか我々がギターを弾くために日々使用しているピックは、置いたはずの場所に見当たらなかったり、落とした場所をいくら探しても見つからなかったりする。...jazzguitarspot.com2017-11-07 06:33...
View Articleカート・ローゼンウィンケル、エリック・クラプトンを語る
2013年4月、カート・ローゼンウィンケルはマジソン・スクエア・ガーデンで開催された「クロスロード・ギター・フェスティバル」でエリック・クラプトンと初共演。その後昨年リリースされた最新作”Caipi”でも共演することになりましたが、カートがクラプトンとの出会いなどをあれこれ語っているインタビュー(2015)を発見。大体次のようなことを言っています。 影響としてのエリック...
View Articleより速く弾けるようになるための「スプリント練習」
より速く弾けるようになるための「スプリント練習」とでも呼べそうな練習方法を解説している動画です。これ、すごく良い内容だと思いました。私も自分の限界値を上げるために似たような練習をよくやっていて、効果があると感じています。 次のような練習方法が提案されています(4:13〜から。初回はそこから再生できます)。 「スプリント」(全力疾走)で弾く 短距離走のようなイメージで、短い区間を弾く...
View Article上原ひろみのセブンルールに学ぶ
少し前に「セブンルール」というテレビ番組で「上原ひろみさんのセブンルール」が放送されていました。なかなか考えさせられるところの多い内容でした。 1. 毎回88鍵に挨拶する...
View ArticleDonna Leeのテーマを高速で弾けるようになろう!
パーカー・マイルスの名曲”Donna Lee”のテーマはテクニックを向上させる上でとても良いフレーズが満載だと思うのですが、高速で弾くのはどうも苦手という方も多いと思います。今回は先日下の記事で紹介した「スプリント練習」を使って実際にDonna Leeのテーマを高速で弾けるようになるための練習法を書いてみたいと思います。...
View Articleエレクトリック・ギターのゆるやかな死:ギブソンとフェンダーの経営戦略から見えてくる風景
2か月ほど前、エリック・クラプトンが「ギターはもう終わったのかもしれないな(“Maybe the guitar is over.”)」と語ったことが大きく話題になりました。ワシントン・ポストの「エレクトリック・ギターのゆるやかな死(The slow death of the electric guitar)」という記事を受けての発言です。...
View Article円満な人間関係は期待値の観察から
ジャム・セッションでのちょっとした人間関係のもつれ、みたいな話をよく見聞きします。プレイヤー側は「あのセッション・ホスト、ダメじゃん」。ホスト側は「シロウトが威張ってんじゃねーぞ」などと裏インターネットで不満をぶちまけあう。もう10年以上ずっとそう。...
View Articleポリトーナル・バイトーナル(多調・複調)
複数の調性が同時進行することをポリトーナル(polytonal, 多調)、特に2つの調性が共起することをバイトーナル(bitonal, 複調)と呼ぶようですが、この音楽的手法のことをテレビを見ていて思い出しました。...
View Articleチャーリー・パーカーは本当にシンバルを投げられたのか
1937年、当時16歳だったチャーリー・パーカーは「リノ・クラブ」というミズーリ州カンザスシティの店でのジャム・セッションで、ドラマーのジョー・ジョーンズ(当時26歳)にシンバルを投げられた、という逸話があります。クリント・イーストウッドの映画「バード」でもこの出来事が描かれています(この映画、私には微妙でした。大好きな監督ですが…)。...
View Articleエレキギターが売れなくなった本当の理由は何なのか
先日、エレクトリック・ギターのゆるやかな死:ギブソンとフェンダーの経営戦略から見えてくる風景という記事を書いたのですが、それを書くきっかけになったワシントン・ポストの元記事に対しては、様々な異論・反論もあるようです。有名YouTuberのTyler Larson氏が次の動画で意見を述べているので、主だったところをご紹介します(長いので抜粋。あと若干とりとめないところも)。...
View ArticleGuitar Pro 7にアップグレードしてみた。しなくても良かったかも…
先日、タブ譜作成のグローバルスタンダード(?)ソフト「Guitar Pro」を6から7へバージョンアップしてみました。日本での割引期間は終わっていたのですが、本家サイトではまだ割引をやっていて、$37.50(4500円程)で購入できました(PayPalやVisa , Mastercardに対応)。国内での新規購入価格は11000円弱するので半額以下で済みました。 Guitar Pro 7 | How...
View ArticleCarpe Diem, Vita Brevis
東京お茶の水のディスクユニオンで変わったビールが売られているのを見かけました。”BROTHER THELONIOUS”というもので、ベルギースタイルとありますが実際はNorth Coast Brewingというカリフォルニアの酒造メーカーの製品らしいです。 そのNorth Coast...
View Articleロメイン・ピロン(Romain Pilon) インタビュー
このところ急激にファンが増えているフランス出身のギタリスト、ロメイン・ピロン(Romain Pilon)氏。氏に関する情報が少ないこともあり、Jazz Guitar...
View Articleヤフオクと激安楽器店の詐欺にご注意。現金以外に情報も狙われています
ヤフーオークションでやや高めの楽器を出品していた友人から、こんな質問が来たんだけど大丈夫かな、と相談を受けました。いやいや、これは間違いなく詐欺なので注意したほうが良いと思います。 こんにちはオークション売り手。 xxxxxの名前で。 私は私のいとこのためにあなたのアイテムを購入したいと思います。 私はEMS SPEED POSTを介して配送料を含む項目の$...
View Articleいまだ存在しないリスナーにむかって
むかし、前衛的な作風で知られるフランスのとある小説家が由緒正しい大出版社に自作を持ち込んだところ、「この作品を読む読者層は存在しないから、うちでは出版できない」と断られたそうです。...
View Articleベーシストの孤独
外国のインターネットを眺めていたら、こんな図表を見かけました。説明不要の面白さで最後のキーボーディストの様子には笑ってしまいました。これには数種類のバリエーションもあって、キーボーディストは足元に数匹の猫が発生したり、ラクダを飼うようになったり、男性同士のペアになることもあるらしい。 source: reddit...
View Article本能とコントロールの幸せな結婚
理論が嫌いだ、という人にたまに遭遇します。音楽に限らず、表現というものは理論から離れているべきだ。理論は、自然な表現を妨げる。理論は、私から自由を奪う。そう彼等は言います。 計画的な練習が嫌いだ、という人にもよく遭遇します。私はいつでも本能のままに、自由に弾く。訓練は必要ない。音楽マシンになりたいわけじゃない。メトロノーム? 冗談だろう、と。...
View ArticleWes Montgomery in Paris : シャンゼリゼ劇場のウェス・モンゴメリー
これまで海賊版として流通してきたウェス・モンゴメリーのパリ・シャンゼリゼ公演(1965)のライブがリマスターされて発売されるようです。日本では12月25日発売(既に予約受付中)。フランス国立視聴覚研究所に保存されていたマスターテープからハイレゾ盤が新たに作成されたとのこと。...
View Articleライブに行きたくなるミュージシャンの詳細設定
ちょっと新しいことをやってみようと思って、「note」というメディアで記事を発表してみました。「ライブに行きたくなるミュージシャンの詳細設定」というタイトルの記事です。 ライブに行きたくなるミュージシャンの詳細設定 一音楽ファンの目線で、どういう人のライブなら見に行きたくなるかということ、集客がうまくいっていないミュージシャンのためのSNS活用術、セルフ・ブランディングなどについて書いています。...
View Articleモテる運指・モテない運指
同じドレミファソラシドを弾くにしても、この世界には様々な運指が存在します。そのうちのいくつかを「モテ度」という観点から眺めてみましょう。 あまりモテない運指 伝統的なボックス・ポジション。ストレッチが発生しないので弾きやすいですが、保守的な雰囲気も漂う運指です。冒険を恐れ、狭い世界の中で戦っている感があり、あまりモテません。 まあまあモテる運指...
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