これまで海賊版として流通してきたウェス・モンゴメリーのパリ・シャンゼリゼ公演(1965)のライブがリマスターされて発売されるようです。日本では12月25日発売(既に予約受付中)。フランス国立視聴覚研究所に保存されていたマスターテープからハイレゾ盤が新たに作成されたとのこと。
飛行機嫌いで有名だったウェスは1965年にたった1度だけ渡欧。パリ(フランス)、ロンドン(イギリス)、サンレモ(イタリア)、ベルン(スイス)、ベルギー、バルセロナ(スペイン)で公演しました。3月27日のパリ・シャンゼリゼ劇場公演はピアノにハロルド・メイバーン、ベースにアーサー・ハーパー、ドラムにジミー・ラヴレイス、テナー・サックスにジョニー・グリフィンといったメンバー。
このCD、2枚組でハロルド・メイバーンやラッセル・マローンらのインタビューを収録した32ページのブックレットが付属します。上のプロモーション動画ではウェスの海賊版CDに対する不快感がかなり強調されているのですが、それはさておき、音の良さは伝わってきます。ギターの輪郭がすごいですね。最近ウェスを聴いていなかったのでこれで復習してみます。
イン・パリ-ザ・ディフィニティヴ・ORTF・レコーディングス [日本語帯/解説付] [輸入CD]
posted with amazlet at 17.11.20
ウェス・モンゴメリー
Resonance Records / King International (2017-12-15)
Resonance Records / King International (2017-12-15)