パンチライン歯科
やあみんな! ぼくは、ギター。もう古くなって、ところどころくたびれてきたギターだ。最近、弦がはじかれるとビィ〜ンとヘンなノイズがするから、近所のギター歯科医院に行くことにしたんだ。 すると診療室に呼ばれるなり、その先生はぼくの顔も見ずにこう言ったんだ。 「はーいとりあえずレントゲン撮ろうかね、はいそこ行って…」 「いえ、あの、まず簡単に症状を説明させてください」と焦るぼく。...
View Article大友良英氏の圧倒的なソロギター演奏
大友良英氏のソロギター演奏に圧倒されました。昨年アメリカ・オハイオ州クリーブランドのギャラリーで記録されたようです。最初の曲はオーネット・コールマンの”Lonely Woman”で約20分の演奏。万人にオススメはしませんが、好きな人にはたまらないと思うのでお時間のある時に是非チェックしてみてください。...
View Article20万円の単板イーストマンと4万円の合板アイバニーズ
20万円の単板イーストマン・アーチトップ(AR810)と4万円の合板アイバニーズ・アーチトップ(AF71)の音を比較している好動画を発見しました。正確には2000ドルと400ドルなので最近のレートだと22万円と5万弱、という感じでしょうか。どちらもフローティング・ピックアップでイーストマンはケント・アームストロングを搭載。...
View Articleジョー・サトリアーニのメロディ構築指南はジャズ系ギタリストにも面白い
パット・マルティーノとの共演でも知られるロック・ギタリスト、ジョー・サトリアーニによる”How To Build Melody”という6分くらいのミニレッスン動画があります。「どのようにメロディを組み立てるか」がテーマ。これがシンプルで的を得た内容で、ジャズ系ギタリストが見ても面白いはずと思ったのでご紹介します。 彼が言っていることは主に次のようなことです。...
View Articleストップ・テールピースでもアーミング(?)ができる便利小物
Pitch Pilotという面白い小物があるそうです。ストップ・テールピースに小さいネジと金具で固定するだけでアーム・アップ、アーム・ダウンのような効果を得られるパーツです。 (image source: Pitch Pilot for Gibson® and Fender® Guitars)...
View ArticleFUSION GUITAR BOOKで田中裕一氏がネガティブ・ハーモニーを解説!
昨日発売されたばかりのシンコー・ミュージックMOOK「fusion guitar book」にて、ギタリスト田中裕一さんが話題の「ネガティブ・ハーモニー」について解説されています! amazonの中身紹介画像にもその部分が切り出されています。私も注文したので到着が楽しみ(フェルダー、マカチェク、カート、ティム・ミラーの記事もあって充実してそうな本ですね)。 fusion guitar book...
View Articleギターの弦高を硬貨で簡単にチェック!
ギターの弦高は人様々。エレクトリックなら12フレット上で1弦側が1.5mm, 6弦側が2.0mm, というあたりが基本のようですが、こうした弦高をコイン(硬貨)で簡単に調べる方法があります。硬貨を弦とフレットのあいだに挟んで計るだけです。 下表のように、日本の硬貨には1.5mm, 1.7mm,...
View Article速い・見やすい・かっこいい D'Addario Chromatic Pedal Tuner PW-CT-20
はじめてのペダル式チューナーをゲットしました。この夏に発売されたばかりのD’Addario (PLANET WAVES) Chromatic Pedal Tuner PW-CT-20という新製品で、Jazz Guitar Forumのこのスレッドで教えていただきました! どうもありがとうございます。 とにかく速い! 踏んですぐ反応してくれます。この速さと正確さは大満足ですねー。そして画面がデカい!...
View Articleスマホやパソコンの画面をテレビにミラーリングするAnyCastの使い勝手
iMacやMacbookやiPhoneの画面を大型テレビに映すとき、これまでGoogleのChromecastを使っていたのですがちょっと前にコネクタが壊れてしまいました。せっかくなので新しい製品を試してみようと思い、この手の製品では一番人気らしいAnyCastを買ってみました。...
View Articlefusion guitar bookの感想
発売されたばかりのシンコー・ミュージックMOOK「fusion guitar book」を一通り読み終えました。「jazz guitar book」の姉妹本なのかな、と思って見ると「jazz guitar book presents」とあり、ライターさん・編集さんもお馴染みの方々。「jazz guitar book」と同じくハイクオリティな記事が盛りだくさんでした。...
View ArticleJesse van Rullerの使用機材変遷
ジェシ・ヴァン・ルーラーの使用機材について調べてみました。”Here and There”の頃に使っていたギターは1968年製のLevin model 315というフルアコらしいです。これはディアルモンド社製のDynasonicピックアップを搭載していました。このLevinギターはクルマの下敷きになって壊れてしまったそうです。下は2004年頃のジェシと思われます。...
View Articleブルース・リーが自分に聞く3つの質問
約2年ぶりに心の師、格闘家ブルース・リー先生の言葉に学んでみます。 Three questions. – Come to some sort of realization as to whatever your pursuit might be. In my case, it has been the pursuit of becoming, moment to moment. And...
View Article男性・女性
「なにこれカワイイー!! ハンドバッグみたい!!」 「話題のVOX MV50だね!たった500gの重さしかないのにNutubeっていう次世代真空管を搭載した本格アンプヘッドなんだよね、こう見えて出力が50wもあるんだ」 「このメーター?みたいなところ、まるっこくていいね! 暗いところでオレンジ色に光るのがきれいだね、なんかあったかい感じだね」...
View ArticleMeshuggah Bleed - PVの意味
ベン・モンダーのルーツを探る過程でデスメタルの魅力にはまっているのですが、今回もその話題です。メシュガーというスウェーデンのバンドに”Bleed”という有名な曲があるのですが、そのPVの映像世界が恐ろしくも謎めいていて、何度も観てしまいます。 食前食中の方は観ないでください。一般的には気持ち悪いと形容されるような映像です。...
View Article演奏中にピックを落としたジョー・パスの選択
以前、ジョー・パスは演奏中にピックを落としても左手のハンマリングだけで弾きながら落ちたピックを探した、という伝説を耳にしたことがあったのですが、その様子が下の動画で見られます。2:32からです(初回はそこから再生します)。...
View ArticleCDを手渡されても困る昨今のアーティスト事情
ロバート・グラスパーがインスタに興味深い投稿をしていました。数日ツアーに出るだけで若いミュージシャンから数十枚ものCDを手渡されることに辟易している模様。曰く、CDプレイヤーなんか持ってない。フラッシュメモリーのほうがいい。それか音源へのリンクをくれ、ミュージシャンにCDを渡すのはやめてくれ! とのこと。わりと本気で困っているようです。 Stop giving artist cd's!!!!...
View Articleオルタード・スケールについて
この記事ではオルタード・スケール(Altered Scale)と呼ばれるものについて自問自答形式で考察してみます。 オルタード・スケールってどんな音列? 例えば「Cオルタード・スケール」なら下の譜面のようになります。音の並びは「半音ー全音ー半音ー全音ー全音ー全音ー全音」(H-W-H-W-W-W-W)。7音のスケールです。 何故オルタード・スケールという名前なの?...
View Article米国の怒れるユーチューバーたち:ユニバーサル・ミュージック・グループがオンライン音楽教育を滅ぼす?
ジャズの魅力を解説したり、音楽理論を解説したり、批評的なパロディ作品を発表しているアメリカのユーチューバーたちが最近、ユニバーサル・ミュージック・グループに対して怒声を上げています。発端は人気ユーチューバー・Rick Beato氏の「なぜレコード・レーベルはいまだにダメなのか」という動画(2017/10/19公開)。その内容をまとめてみました。...
View Articleピックはなぜ消滅するのか
我々がギターを弾くために日々使用しているピックは、置いたはずの場所に見当たらなかったり、落とした場所をいくら探しても見つからなかったりする。それは何故なのか。本記事では科学者による様々な仮説を紹介する。 ピックバン仮説 ピックはピックバン(Pick...
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