Lydian #2 - マイナー・メジャー混在の比較的新しい様態
アメリカのYouTuberにリック・ビアートという面白い方がいて、たまにチェックしているのですが、だいぶ前の”The SECRETS of the Lydian #9 Mode – The Undiscovered Scale!”という動画を発見しました。このスケール、個人的にとても好きなのですが日本語で紹介しているサイトが何故かほとんどありません。...
View Article大阪のジャズギター・シーン
東京の人間なので大阪のジャズ・シーンは詳しくないのですが、大阪に行ったら是非ライブに行ってみたいギタリストがたくさんいます。大阪は数年前、1度訪問したきりです。大阪城、通天閣、道頓堀、串カツ、づぼらやのふぐのオブジェ、ビリケン…どれも衝撃的でしたがライブを見る時間がありませんでした。 nea氏はよくお名前を耳にします。存在感のある太い音に魅力を感じます。...
View Article海外で人気の日本人ジャズ・ギタリストたち
The Gear Pageという北米の機材情報フォーラムで“Your top 3 japanese jazz guitarist”(あなたの好きな日本のジャズギタリスト・トップ3)というスレッドを見つけました。2015年の投稿です。 カズミ・ワタナベ(渡辺香津美)!! 渡辺香津美氏、海外でも知名度が高いようです。...
View Articleメアリー・ハルヴォーソン最新作「Code Girl」が超絶傑作。世界よ、これがミリオンセラーとは無縁の新表現というものだ!
最近いつものギター練習メニューに取り組んでいて少し鬱になっていました。ステラとかオールザシングスとかジャイアントステップスとかインナーアージとかステイブルメイツとか、色々あるじゃないですか。どれも簡単ではありません。でも正直に言うと、飽きる んです。...
View Articleオープン・トライアドを3連符で次々と弾く
インスタでSoundslice紹介の面白い練習動画を見かけました。Horace Brayというアメリカのギタリストがオープン・トライアドを3連符で次々と弾いています。譜面をゆっくり見たい方はこちら。 Major arpeggios that move up a tritone and then down a minor third. (Except for the very last...
View Article楽器を拾い、音を拾い、表現を拾う。ジョン・ケージ
ジョン・ケージの”Child of Tree”(1975)という作品は、アイルランドの作家ジェイムズ・ジョイスの”フィネガンズ・ウェイク”からタイトルを拾っていて、演奏者は事前に10個の楽器を自分で収集することを求められる。うち1つはメキシコに生息するポインシアーナという樹木のさやを使う必要があり、固い胴体を持つトゲのあるサボテンも使わなければならない。...
View ArticleエレハモFreezeの上位互換?Gamechanger Audio "Plus Pedal"が面白そう
みんな大好き!ゆるキャラ系ジャズギタリストの田中裕一氏(YouTubeチャンネル)が、Gamechanger Audioというメーカーの”Plus Pedal”という新製品をレビューされている動画を発見しました。北欧ラトビアの会社の製品らしく、機能・効果的にはElectro-Harmonix Freezeの上位互換を狙った感じの製品のようです。...
View Article自虐におけるポジティブな選択
海外掲示板redditでこんな面白い看板の写真を見かけました。 “Tired of being fat and ugly? Just be ugly! GYM” デブでブサイクであることにうんざりですか? ただのブサイクになろう! スポーツジム...
View Articleコルトレーンのドレミソ
YouTuber・ギタリストのJens Larsen氏がこんな動画をアップされていました。「簡単で便利なコルトレーン・パターンを使う」。 動画中で説明されているコルトレーン・パターンとは、下の譜例1小節目のような音型のことです。これはジョン・コルトレーンが実際に”Giant...
View Article本当に弾きたいと思うものだけを練習する
ヘヴィメタル・ギタリストのザック・ワイルドがMusicradarの記事で面白いことを言っています。「本当に好きじゃないのなら、やらなくていい。本当に好きなものだけやれ」という内容です。...
View Article疑惑のディミニッシュ
ディミニッシュは何故に疑惑、不信の効果音として使用されるのか… 下の譜面、リズムの譜割りは違うと思います。オリジナルスコアどうなってるんだろうw よく考えるとこれも完全にコンディミだった…しかも立派に二声。 これが流れる時、子供心に犯人が何か嘘をついて話がややこしくなることだけは理解できたものです。...
View Articleジミー・ペイジは17歳の時、ある大物ジャズギタリストにレッスンを受けていた
レッド・ツェッペリンのジミー・ペイジは17歳の頃、あるジャズギタリストにレッスンを受けていたようです。そのギタリストは複数のインタビューで次のように語っています。 Q: あなたは渡米する前、ジェフ・ベックとロンドンで一緒にプレイしていましたか? A: いや、まったくない… Q: 一緒にセッションとかしなかったんですね。 A: いいや。でも誰だっけ、僕がレッスンしていた人…...
View Articleイギリスはなぜロック大国になったのか:海外の人が考える6つの仮説
アメリカにも素晴らしいロックバンド、ロックミュージシャンは星の数ほど存在するのは言うまでもないとして、単純に国土面積が数十分の一足らずのイギリス、ユナイテッド・キングダムは、何故あれほどまでに多くの、そして並外れたロックの才能を輩出し続けることができたのでしょうか。...
View Article椎名林檎とレディオヘッド
あまりにも好きで、好きすぎて自分の中で「平常時は」封印してしまった音楽があります。椎名林檎とレディオヘッドの音楽です。 どちらもちょっと頭がおかしくなるくらいに聴き込みました。何故それほどまでに好きになってしまったのか。何故 はない(笑)。愛に理由はない。でも、本当に入れ込みました。ライブにも行ったし、何というか中毒性があって、大袈裟なことを言うと、聴いているだけで容易に 向こう側 に行けてしまう。...
View Article滝沢カレンの言語感覚に共鳴する
ウクライナ人と父と日本人の母を持つファッションモデル、滝沢カレン氏。ややもすると「貧弱」などと呼ばれることもあるらしい日本語語彙の故に、「あの娘は頭が弱いんじゃないのか」などと言われるようですが、私には決してそうは思えません。例えば出川哲朗氏同様、この方はたぶん出自のせいなのか言語感覚が一般的な日本人と少し違う。そして、それが面白い。...
View Articleフグ田事務次官、オルタード遊びで電撃辞任
財務省のフグ田事務次官による、女性記者への破廉恥なドミナント・モーションが社会問題となっている。新聞・テレビ・ネットは連日この話題でもちきりだ。 次官 「今日ね、今日ね・・・b9弾いていい?」 女性記者 「ダメですよ。」 次官 「解決したい。ねえ今夜、裏コード使わない?」 女性記者 「そういうことホントやめてください。」 フグ田事務次官、オルタード遊びで電撃辞任...
View ArticleSquier by Fender Bullet Strat 2万円の安ストラトを買ってみた
友達から10万円くらいのFender Japan製ストラトを借りていて、楽しく使わせてもらっているのですが、そろそろ返してくれ、みたいな話があり、なくなったらイヤだな、うーむ、なら自分でストラト買ってみよう! と思ったのでした。ちなみにその借りたストラトについての記事がこちら。...
View Article意味に先行するサウンドの魅力 ー Suchmos(サチモス)は何故カッコいいのか
少し前からまたホンダのCMでSuchmos(サチモス)の曲が流れています。「808」という新曲。相変わらずいい感じのサウンドで、ドライブに行きたくなるようなグルーヴです。この曲、歌詞はドラマーのOKという方が書いたようです。大ヒットした「STAY TUNE」の歌詞はボーカルのYONCE、ベースのHSU両氏によるものらしいですが、詞の雰囲気には共通したものを感じます。...
View Articleギターはなぜ斧 (axe) と呼ばれるのか
先日インスタで自分のギターを紹介する時に、英語圏でギターを意味する”axe”という言葉を使ったのですが、よく考えてみるとなぜギターが「斧」と呼ばれるのかわかりません。 My new axe, Squier Bullet Strat. Sub $200 cheap guitar but the sound is not! Swapped springs with Raw Vintage ones....
View Article困難な時にいつも誰かが励ましてくれた - Bill Frisell
2012年頃の古いインタビューなのですが、Premier Guitarでのインタビューでビル・フリゼールが「自分のことをやる」ことについて語っています。平たくいうと「個性の追求」について。 PG: ジャズ・ミュージシャンはかなり保守的になりがちで、真のイノベーションはしばしば抵抗に遭遇します。時に敵対的ともなりうる風土で、あなたはどのようにして自分自身のボイスを追求する勇気を見つけたのですか?...
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