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腱鞘炎にならないために

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腱鞘炎にならないために注意したほうが良いことがあります。

腱鞘炎経験者にとっては「何を今更」という感じかもしれませんが、幸いまだ経験したことがない方は練習時、次の点に気を付けたほうが良いと思います。

  • 良い姿勢で練習すること
  • 本気で弾く前にウォームアップすること
  • フィンガー・ストレッチが発生するフレーズやコードには特に注意すること

ソファなどにだらしなくもたれて弾くと手首を痛める可能性が高いです。椅子に座る時も浅く腰掛けたほうが良いです。ウォームアップも大事。フィンガー・ストレッチが発生するものを弾かない方には関係ないかもしれませんが、ジャズの場合これは当たり前にあるので要注意。

下のようなコードで手首を壊した人を何人か知っています(下の記譜、正確にはB♮ではなくCbですね)。

手首キラー

こういう「手首キラー」なコードやフレーズを朝起きてすぐ弾くのは危険です。特にギターをはじめたばかりの方は本当に気をつけたほうが良いでしょう。こういう押弦で手首に少しでも違和感を覚えたらやめるのが吉。頑張るのは良いですがちょっとでも痛みを感じたら1度そこでやめて他の練習をすべき。

1度腱鞘炎になると数ヶ月単位の休息が必要になることも珍しくありません。腱鞘炎になってしまっても続けられる音楽的なトレーニングもありますが、ならないに越したことはないでしょう。手首を壊さないよう配慮しつつ、少しずつ運指能力を高めていくのが大事ですね。


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