先日、ダメな音のするアンプについての記事を書きました。なにか突然、チープでダメな音が欲しいと思ったのでした。チキンラーメン食いたい。カラムーチョ食いたい。そういう欲求に近い何かです。
ある夜、唐突に思ったのでした。ダメなアンプが欲しい。ローファイな音を出す、安い、オモチャのようなアンプ。スペック、音質は度外視。なんというか...
するとJazz Guitar Forumでメンバーの方から最高の動画を教えていただきました。イメージしていたのがまさにこういう音だったんですよ。さすがです。トータスのジェフ・パーカーがチャーリー・パーカーのあの曲を弾いています。ほんと、ダメな音ですよね。でも、すごくいい音ですよね…(どっちだ) ホントこういう音のことを思い描いていたので、これは嬉しかったです。
共感して下さる方がいた、ということは、このタイプの音には何らかの魅力、需要、普遍性があるのでしょう。
ベースもドラムも最高。スネアをブラッシングするだけでグルーヴ出てます。あとジェフ・パーカーが使っているアンプは何だろう。電池駆動のミニアンプでスタック型と言えば、これかな?
こういう動画をもっと見たいと思って探したら、オーネット・コールマンの”Law Years”の演奏も。オリジナルは”Science Fiction”というヤバいアルバムに入っていますが(チャーリー・ヘイデンのベースがすごい)、この曲、私はメセニーの”Question and Answer”ではじめて聴きました。
なんかこう、河原に行ってですね、もし贅沢できるならバーベキューでもやって…いや、それは本格的すぎるか、もっと気軽に、大きい準備をせず、コンビニで買ったフランクフルトとか揚げ鶏などを持ち寄って、そういうチープなおやつを食べ炭酸飲料など飲みつつ友達とこういうセッションを楽しむって最高じゃないでしょうか。夏の健康的な音楽の楽しみ方です。