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デスメタルの魅力

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最近デスメタルにハマっています。ベン・モンダーがデスメタル好きらしいのですが、あるインタビューで彼が言及していたMeshuggah, Sleepytime Gorilla Museum, Devourment, Defeated Sanityの4つのバンドの演奏の中から、気に入ったものを下で紹介してみました。

それにしてもデスメタルは聴いていると、

  • メロディの拒否
  • 美しく歌うことの拒否
  • クロマティシズム(インターバルが極端に狭い)
  • ディストーション礼賛
  • ポリリズム
  • 主題と変奏、的な形式の拒否

などといった要素で構成されている感じで、ベン・モンダー流の流麗なボイスリーディングのある美しいハーモニーとは無縁のようにも思えますが、一方で”Hydra”のような作品世界と確実に通じるものを感じます。

ではベン・モンダーのお気に入りバンドを一緒に聴いていきましょう。

Messhugah “Bleed”
※閲覧注意:G系の昆虫や、モノクロですが血のようなものが見えます。苦手な方は音だけ聴くのが良いでしょう。

Sleepytime Gorilla Museum “Helpless Corpses Enactment”
アイルランド出身の作家ジェイムズ・ジョイスの小説”Finnegans Wake”の一節を歌詞として使っています。「死と再生」というテーマはデスメタルにぴったりだったのでしょうか。わりとメロディックなところもあります。

Devourment “Parasitic Eruption”
リズムがすごい。デスメタルの中ではわかりやすいほうなのかなと思いました。

Defeated Sanity “The Purging”
テクニックがすごい。カラオケマシンで点数は絶対に計測できない感じの歌唱法です。とにかく音程の低さを追求するんですね。

 
一時期取り憑かれたようにこういう音楽ばかり聴いていたというベン・モンダーの”Hydra”は超名盤なので未聴の方は是非聴いてみてください。ディストーション・リフの13拍子の曲とかあります(笑)。

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