Quantcast
Channel: Jazz Guitar Blog
Viewing all articles
Browse latest Browse all 927

ラジオが脳に良い感じ

$
0
0

最近思うところがあり、ミック・グッドリックやトモ藤田さんが推奨されているカセットテープ・レコーダーを使った練習をしています。その詳細は別の記事で書く予定ですが、とりあえず単体のカセットテープ・レコーダーはいまほとんど売っていません。大体ラジオが付いています。それで久しぶりにラジオも聴くようになったのですが、ちょっと不思議な感覚です。

ラジオが脳に良い感じ

私は音楽活動をしている時、明らかに自分の右脳がアクティブになっているのを感じます(考えながら練習している時は左脳も活発ですが…演奏がうまく行っていない時も)。あと文章を書いている時と外国語を喋っている時は、左脳がスーパーアクティブになるのがはっきりわかります(そのため文章を書きながら音楽を聴くということがあまりできません)。

そしてラジオです。FMで(最近のラジオはAMもFMで受信できる局が多いんですね)いろんな局を聴いていると…

なんだこれは… 普段ほとんど使っていない脳の何処かがアクティブになっている… 右脳でも左脳でもないような… とてもヘンな感じ… 面白い!

と不思議な感覚になったのです。ラジオから聞こえてくる言葉(音楽ではありません)は、誰かと実際に喋っている時の言葉やテレビから聞こえてくる言葉とはかなり違ったものとして脳が認識するらしい。聞くところによると、どうもラジオを聴くという行為は脳に対し、聞こえてくる言葉から「映像をイメージする」ことを強いるらしく、それはテレビなどからは得られない体験らしいです。

なるほどなぁ、と思いました。確かにテレビを見ていると、そこに既に映像があるので映像を「思い浮かべる」必要がない。ただ受動的に見るだけ。脳は何かを生み出そうとはしない。しかしラジオから「今日の関東地方は快晴で気温が高く桜の開花が…」などと聞こえてくると、確かにそうした映像を脳内で作り上げようとしている感じがします。この感覚は新鮮。

ラジオを聴くと、普段あまり使っていない脳の部位が活性化するのは間違いないと思いました。それが音楽的にも何か良い効果をもたらしてくれるのかどうかは、数ヶ月試してみないとわからないと思いますが、面白そうなので今後もラジオを聴くのを習慣にしたいと思います。最近は料理や部屋のお掃除中に放送大学を聴いたりしています。

ひょっとして左脳と右脳がうまく連動するようになって、音楽演奏に良い効果が出たりしないかな。などという淡い期待を思っています。右脳・左脳の中間領域が鍛えられないかな、と。

ところでインターネットラジオとかではないほうが良いと思います。パソコンやスマホといった便利世界からは隔絶された小さいラジオ。そういうのから流れてくる音声のほうが良いような気がします。いま私が愛用しているラジカセはパナソニックのRX-M40A-Hというモデル。もう型落ちですが、間もなくRX-M45-Hという後継機が出るようです。

ちなみにラジオだけが目的ならどんなに安い中華製品でもそれなりに良い音で聞こえますが、カセットテープレコーダー機能も使用したい方は絶対日本のメーカー製にしたほうが良いと思います。カセットテープ練が目的で、最初いくつか安い中華メーカー製品(WINTECHとかSTAYERというメーカー)を試したのですが、どれもヒスノイズがひどすぎて練習には不向きでした。

私のパナソニックのラジカセはインドネシア製ですがカセットテープの音質は中華メーカー製よりもだいぶ良いです。きっとノウハウがあるんでしょうね。

パナソニック ラジオカセットレコーダー AM/FM グレー RX-M45-H
パナソニック (2017-04-21)
売り上げランキング: 29,747

Viewing all articles
Browse latest Browse all 927

Trending Articles