楽器店で久しぶりに手に取ったGuitar magazineの2017年3月号は「進撃のジャズファンク」という特集。かなりの分量を割いてグラント・グリーン、メルヴィン・スパークス、バンガロー・ジョー・ジョーンズ、オドネル・リーヴィー、フィル・アップチャーチ、ジョージ・ベンソン等が紹介されています。エリック・クラズノーのインタビューもあり。
Suchmos(過去記事あり)のギタリストTAIKING氏への本格インタビューもあり、3月号は全体がジャズファンクというコンセプトのようです。ジャズギターブックやJazz Lifeでお見かけするお馴染みのライター諸氏が寄稿・解説。昨年暮れにヤングギターがかなり大きいジャズギター特集をしたりと、ギター雑誌でジャズが扱われる頻度が最近増えているのかなという印象を持ちました。
P.96には小沼ようすけさんへのインタビュー。「ジョージ・ベンソンの9thよりもグラント・グリーンが弾く9thのほうが浮遊感があるように感じるんですよ。」という見出し。これ、面白い!なぜグラント・グリーンの9thのほうが浮遊感があるように感じられるのか。印象論ではなく方法論が語られています。興味のある方は読んでみて下さい。
譜例も豊富でファンク系プレイの参考になります。最近ストラトが手元にあるのでカッティングしようかな。いや、それもいいけどやっぱり小沼さんの発想に学んで色々試す練習をすることにしよう。読み捨てにならない良い号でした!
Guitar magazine (ギター・マガジン) 2017年 3月号 [雑誌]
posted with amazlet at 17.03.08
リットーミュージック (2017-02-13)