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日常生活で左手を使うことの意味

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意識的にやるようになって2年くらいになると思いますが、日常の何気ない動作をなるべく左手に任せるようにしています。

利き手でない左手がより器用になればと思ってはじめました。ペンで文字を書くのはさすがに右手ですが、ドアノブを回したり、引き出しを開けたりといった動作。去年から自分でコーヒー豆を買ってきて手挽きするようになったのですが、コーヒーミルの取っ手も左手で廻します。

日常生活で左手を使うことの意味

最初は動きがぎこちないのですが、何度も繰り返しているうちに慣れてきます。すると気付くのが、左手・左腕をうまく操作するのが難しく感じるのは、右手・右腕に比べて力が不足しているからではない、ということ。むしろ妙に力が入っているからなのだ、と私は感じました。力がうまく逃げてくれると、動きがスムーズになってきます。

先日テレビでゴルフの松山英樹選手が紹介されていたのですが、高校時代の彼は体のバランスを整えるために左手で箸を持ってごはんを食べていました。おおっ、スーパーゴルファーもやっていたのだからこれはきっと良いトレーニングに違いない、とあらためて思いました。これは脱力するための訓練になっているのだろうと思っています。

写真のカリタのコーヒーミルで3杯分の豆を左手で挽くのに数分かかります。お湯を沸かしはじめてからゴリゴリと挽きはじめ、ちょうど沸く頃に挽き終わります。忙しい朝はたまに電動に換えようかな、と思ったりもするのですが、左手にも良いし、何より香りを楽しめるのでやっぱり手挽きがいい。自分の五感を大切にしないと。

豆の状態によっては抵抗が大きく、滑らかに一定の速度で取っ手を廻すのが難しいことがあります。そんな時、無理矢理左手に力を入れても豆が吹っ飛ぶだけで、うまく行きません。いい感じで廻る、ちょうど良い力のポイントがあります。その感覚を掴むと、これだ、この力加減だ、と何かわかったような気になります。

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