jazz guitar book Vol.38が出るようです。今号はフロレンタイン・カッタウェイのIbanez LGB300を弾くジョージ・ベンソンが表紙で11月30日発売予定。amazonで既に予約受付中です。
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ライブレポートは今夏来日したジョージ・ベンソンとパット・メセニー。インタビューはジョン・スコフィールド、小沼ようすけさん、パスカーレ・グラッソ。パスカーレ・グラッソは先日My Music Masterclassのレッスンビデオを見たのでどんな内容なのか楽しみ。メイン記事はイスラエル出身のヨタム・シルバースタインによる「メロディック・インプロヴァイスへの招待」。これは読んでみたくなるタイトルですね。
「プロのウォーミング・アップ・フレーズ一挙公開!」というのも気になります。例えばジェシ・ヴァン・ルーラーがライブ本番前に特定のパターンを弾いてウォームアップしてるんだ、などとインタビューに書いてあると、なにそれどんなの弾いてるのか教えてーといつも思うのですが、この号にはそういうのが載っていると良いなと期待。
矢堀孝一氏の「うねうねアウト・フレーズ・メソッド」はジョンスコ的何かの解説でしょうか。高内春彦氏の「アヴォイド・ノートなんて気にしない」もタイトルだけで読みたくなる内容。確かバーガンジーは「アヴォイド・ノートというのは適切な言葉ではない、単に扱いに注意が必要な音なだけだ」みたいなことを書いていた記憶があります。
それにしても「jazz guitar book」シリーズは本当に助かるムックです。私の手元にはバックナンバーのほとんどがあるのですが、書いそびれたもので絶版になったものもあります。中にはヤフオクで定価の倍以上の価格で落としたものも。何年か経ってから読み返してみてあらためて気付くことがあったりするので、こういう本は捨てずに保存しておくのが良いと思います。