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スキマ時間トレーニング(3):全てのキーの1625と3625を瞬時に言えるようにする

電車の移動時などのスキマ時間に実践できる脳トレ的なアイデアで、私自身がやってきたものをクイズ形式にしてみました。今回のテーマは「全てのキーの1625と3625を瞬時に言えるようにする」です。

1625(イチロクニーゴー)とは

「1625」(イチロクニーゴー)とは、例えばCのキーなら「CΔ7 – Am7(or A7) – Dm7 – G7」。「循環進行」とも呼ばれます。

3625(サンロクニーゴー)とは

この1625の「1」は、よく「3」で置き換えられることもあります。例えばCの「CΔ7 – Am(or A7) – Dm7 – G7」に対して「Em7 – Am7(or A7) – Dm7 – G7」が使われたりします。CΔ7もEm7もどちらもトニックなので互換性があるからです。

「3」 (IIIm7) は III7に変化することもあります(Key in Cの場合、Em7がE7になる)。曲全体が循環進行で出来ている “Rhythm Change” (※1) タイプの曲では、Bセクションで「III7 – VI7- II7 – V7」というコード進行が登場します。コード・クオリティ(=マイナーかメジャーか等)は違っても、「3625」という構造は不変です。

(※1) ジョージ・ガーシュウィン作曲の “I Got Rhythm” のコード進行、という意味。Sonny Rollins “Oleo”, Thelonius Monk “Rhythm-a-ning” 等、このタイプの曲は多数あり、ジャム・セッションでもよくコールされますね。

1625と3625、そしてそのバリエーションは、曲の先頭に戻るための「ターンアラウンド (Turn around, Turn back)」という区間に利用されることも多く、しかも2拍毎にコードが変わるため「このキーの1625って何だっけ」と考えている時間はありません。どのキーでも考えずに浮かぶようになりたいですね。

練習

下は練習用のクイズです。全部で6問。下線部に入るコードを選びます。制限時間は60秒ですが、目標は 考えることなく次々と正解できるようになること です。1問ごとに正解不正解を確認できます。グリーンでハイライトされた選択肢が正解です。

スタートボタンで開始します。


 
  • スマホ等で回答しやすいように穴埋め問題にしたのですが、本当は1625や3625のコードひとつひとつを全て言っていくとさらに効果的ではないかと思います。

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