いまライブを観に行くべき日本の新世代ジャズ・ギタリストたちの続編です。私が気になっている若手ギタリストの方を勝手に紹介するコーナーです。
まず本吉大我さん。下の動画ではTadd Dameronの “Lady Bird” を演奏されています。東京のジャズ系ギタリストで本吉さんのお名前を耳にしたことがない方は多分一人もいないでしょう。バップフレーズを一切弾かずとも果てしなく自由に表現することを許された数少ないギタリストの一人。音楽神と直接対話しているかのようなこの演奏には鳥肌が立ちます。
その本吉さんが、前回勝手にご紹介させていただいた田中裕一さんと一緒にフリー・インプロヴィゼーションを演られている動画も発見したのでご紹介。お二人とも素晴らしいです。そもそもフリーを演る方のほうが圧倒的に少ない昨今のジャズ・シーンを鑑みると、こんなすごい人達が東京にはいるのか、とあらためて驚く方も多いと思います。是非ライブを観に行ってみてください!
そしてもうひとかた、Libstemsというバンドで活躍されている和田陽介さん。YouTubeには和田さんの演奏はあまりないのですが、この動画だけからもとにかくトーンが抜群に良い方であることがわかります。というか、これは好みの話なのかもしれませんが、私は本当に大好きな音、自分が理想とするギター・トーン。トーン一発でこれだけ説得力のある方は本当に稀有です。
和田氏は曲も素晴らしいです。スケールの大きい叙情的な(リリカルな)音楽です。前回ご紹介した田中裕一氏の音楽もそうなのですが、自身の価値観に基づいてスケールの大きい音楽世界を構築するという試みは、若手の方では実はそれほど多くないように個人的には思っています。
YouTubeでこんなにすごいと思える方々なので、実際のライブではどれくらいすごいか、想像できると思います。この人すごい! と思われたら、是非ライブに足を運ばれてみてはどうでしょうか。