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スキマ時間トレーニング(2):ドミナント・セブンスと5度上のマイナー・セブンスをペアで覚える

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電車の移動時などのスキマ時間に実践できる脳トレ的なアイデアで、私自身がやってきたものをクイズ形式にしてみました。今回のテーマは「ドミナント・セブンスと5度上のマイナー・セブンスをペアで覚える」です。

ドミナント・セブンスと5度上のマイナー・セブンスはペアで覚える

ドミナント・セブンスと5度上のマイナーセブンスはペアで覚えておくと良いことがあります。例えば下の2つのコード(順番は「マイナー・セブンスと完全4度上のドミナント・セブンス」になっていますが、同じことです)。

  • Cm7 – F7

Cm7 – F7はBbキーのTwo-Five (IIm7-V7) 。あらゆるキーのTwo-Fiveは「えーと…」と考えずにすぐ浮かぶ・言える・無意識に手がそのポジションに動けるくらいまで覚えておく必要があります。

ドミナント・セブンスを瞬時にTwo-Five分割できるようにする

あるドミナント・セブンス・コードを見た時それをすぐにTwo-Five分割できるかも大事ですね。「F7」を「Cm7 – F7」に分割するのは簡単なのですが、それ以外の組み合わせにも慣れておきます。例えば次のようなコード進行があるとします。

  • Dm7 – Db7 – CΔ7

これを見た時、裏コードのDb7に対してAbm7がすぐ見えると便利。

  • Dm7 – [Abm7-Db7] – CΔ7

ペアで覚えておくとフレーズの発想も広がる

Two-Fiveの文脈以外でも「ドミナント・セブンスの上で常に5度上のマイナーセブンスも想定」できるとフレージングの可能性が広がります(F7の上で様々なCマイナー系フレーズがサウンドする、等)。

練習

下は練習用のクイズです。全部で6問。下線部に入る音名を選びます。制限時間は60秒ですが、目標は 考えることなく次々と正解できるようになること です。1問ごとに正解不正解を確認できます。グリーンでハイライトされた選択肢が正解です。

スタートボタンで開始します。

 

  • 指板を想像して考えるとルートの音の位置はわりとわかりやすいと思います。6弦ルートと5弦ルートのペア、5弦ルートと4弦ルートのペア等、様々なポジションを想像しながらコード名を言う練習をすると指板の音名を覚える練習にもなります

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