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スキマ時間トレーニング(1):増4度をすぐに言えるようにする

電車の移動時などのスキマ時間に実践できる脳トレ的なアイデアで、私自身がやってきたものをクイズ形式にしてみました。今回のテーマは「増4度をすぐに言えるようにする」です。

増4度がわかると裏コードがわかる

例えば「G」の増4度関係にある音は何かというと、答えはDb(C#)です。その上で、次のような2-5-1進行を見てみます。

  • Dm7 – G7 – CΔ7

このコード進行のバリエーションをつくる第一歩は「裏コードの設定」です。V7であるG7に対して「裏コード」と呼ばれるものを設定するのですが、「裏コード」とは「増4度関係にあるコード」を指します(この場合はドミナント・セブンス)。

  • Dm7 – Db7 – CΔ7

ある音から見て増4度の音を、いついかなる時でも 考えずに 言える、「山と言えば川、マイケルと言えばジャクソン」くらいのレベルでセットですぐに見える必要があります。

練習

下は練習用のクイズです。全部で6問。下線部に入る音名を選びます。制限時間は60秒ですが、目標は 考えることなく次々と正解できるようになること です。1問ごとに正解不正解を確認できます。グリーンでハイライトされた選択肢が正解です。

スタートボタンで開始します。

 

  • 増4度は、上に増4度上がっても、下に増4度下がっても、同じ音に辿り着きます。シンメトリックな関係なんですね。Circle of 5thの円周上では、互いに向かい合っている音です。面白いですね。なお「裏コード」による代理関係は、英語圏では “bV substitution” (減5度による代理)と呼ばれることもあります(減5度=増4度)
  • ギターの指板上で増4度がどんな配置になるかを頭の中で視覚化しながら答えるのも効果が大きいと思います

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