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初リフレットの思い出

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数年前の話ですが、はじめてギターをリフレットしてもらいました。

それ以前は、摺り合わせ調整はしてもらったことはあっても、恥ずかしながらリフレットというものをしてもらったことがなかったのでした。メインのギターが何度摺り合わせしてもらっても弦がビビるようになり、フレットも相当減ってしまっていたので、思い切ってリフレットを決意。

最初、東京の有名なお店にギターを持って行きました。しかし不思議なことに、まだ摺り合わせで良いと思いますよ、リフレットすると音が変わってしまいますよ、とのこと。それでもお願いしたいと伝えると、仕上がりまで1ヶ月以上はかかるし…と言われました。雰囲気からするとどうも多忙のため引き受けたくないという感じでした。

さてどうしたものか。ネットでリペアショップを検索していたら、ある大阪のお店の広告が目に止まりました。仕上がりに半年保証が付いて費用も3万円弱。東京の有名店に比べるとあまりに安いので心配でしたが、メールで色々相談すると、八田さんという店主兼リペアマンの方の印象がとても良かったのでした。

メールの文面が何かすごく良い感じで、この方なら安心してお願いできるなと思い、ギターを大阪に送りました。すぐに状態の確認と作業についての連絡があり、その頃はたまたま作業に空きがあったのか、確か1週間程度でリフレットされたギターが返送されてきたと思います。爆速。

そのお店ではJescar社のフレットを推しているらしく、お薦めのままに55090という型番のフレットを打ってもらいました。ネック・オクターブ調整も完璧。ナットも新品に。あまりにも弾きやすいギターに変身していて、ビックリしました(下の写真はJescar.comより)。新品のフレットとはこんなに良いものだったのか…

Jescar Fret

リフレットすると音色が変わることがあるとたまに聞きますが、私は全然オッケーでした。最初の何日かは少し音が硬くなったかなという気もしたのですが、多分聴いている人には全くわからなかったと思います。今ではもうリフレット前のギターの音は思い出せません。2〜3年経っていると思いますが、フレットの具合は今でも最高です。

その後もそのお店には何度かギターの調整を依頼しました。個人でやられているお店なので多忙な時はメールでの発送連絡が来る前にギターが戻ってきた、なんていうこともありましたが、仕事はいつも丁寧で完璧でした。

大阪のハイエンドミュージックというお店です。大阪近郊の方は直接足を運べるでしょうから羨ましいです。リペア依頼が一定数を超えると2週間くらい新規受付が停止されることがあります。混み具合や納期もお店のホームページで確認できます。次にリフレットすることがあれば、またお願いする予定です。


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