Oz Noyがヤマハの新型サイレントギターを弾いている動画を見つけました。
下の動画です。ヤマハのサイレントギターが最近リニューアルしたばかりらしく、SLG200Nというナイロン弦のモデルを弾いています。
Oz Noyは昔からこのサイレントギターを愛用しているとのこと。新モデルのSLG200シリーズではピエゾとマイクシミュレーションのブレンドが出来るらしく、幅広いサウンドメイクが出来るようです。かなり褒めていますね。
ナイロン弦のギターではイントネーション(オクターブチューニング)がよく問題になりますが、よく調整されているそうです。ネックの具合も良し。リバーブ2種とコーラスを搭載。ピエゾとマイクのブレンドは自然な深みが出る感じでしょうか。良い感じですね。
Oz Noy、最後はちょっとだけGのブルースを披露してくれます。ご機嫌です。ちなみにマイク・スターンがこのSLG200Nを紹介している動画もありました。バロック的なプレイをしながら “It’s really smokin’!” とマイクもベタ褒めですね(2人ともエンドースされているようなので悪いことは言わないとは思いますが)。
ナイロン弦モデルのプロモーションでジャズ寄りのギタリスト2人を起用しているのが面白いですね。ヤマハサイレントギターは私もかなり前に持っていました。一度手放してしまったのですが、「SRTパワードピックアップシステム」というこのマイクモデリング、秀逸そうなのでまた弾いてみたくなりました。
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ところでマイク・スターン、動画の最後でインプロヴィゼーションの極意を少し話してくれています。とても良いアドバイスですよね!
音楽は言語のようなものだと思う… 最初はシャイになるのが普通だよ、スペルミスしてないか、発音間違ってないか、ってね… 新しい言語を学ぶ時というのは自意識過剰になって当たり前。でも流暢になってくれば簡単になる、単語とか動詞の活用とか、スペルとかもう考えなくても、ただポンと出てくる、それに他の人が言ったことを違うふうに言えるようにもなる、3つか4つ違うふうにリフレーズできるようになるよ… とにかく間違ってもいいから実際に喋ることと、流暢に喋れる人に耳を傾けることが大事。僕は長年そうやってきているよ。