いろいろな練習方法があると思うのですが、ある練習方法が気に入ったら、それとは全く反対の練習をやるのはなかなか効果的なのではあるまいか、と最近思います。何かを使う、使わない、on/off, with/without…例えば:
- メトロノームを使って練習する・使わずに練習する
- インテンポで弾く・テンポルバートで弾く
- コードを入れて弾く・コードを一切入れずに弾く
- ピックで弾く・ピックを使わずに弾く
- バッキングありで弾く・バッキングなしで弾く
- アンプを使う・アンプを使わない
- リバーブありで弾く・リバーブなしで弾く
- 速すぎて無理なテンポで弾く・遅すぎて無理なテンポで弾く
- 演奏を録音する・録音しない
- 一つの練習だけ何時間もやる・一つの練習だけを何時間も続けてやらない
- 共演者の演奏に反応する・反応しない
- アルコールなしで弾く・アルコールありで弾く
- ブルーノートを意識的に入れて弾く・ブルーノートを意識的に入れずに弾く
- 声で歌いながら弾く・声に出さずに弾く
- 考えて弾く・考えないで弾く
- 休憩を入れる・休憩を入れない
- 100%集中して弾く・テレビを見ながら弾く
- インターネットを見る・インターネットを見ない
といった感じで。ある意味で、心のダイナミック・レンジの拡大に繋がる練習になるのではないかと思います(その「心のダイナミック・レンジ」って一体何だろう)。