練習前にスマホをマナーモードにするじゃないですか。電源を切ってしまえば、さらにいい。電源を切った上で引き出しの中に隠してしまえば、もっといい。
だがその瞬間はやってくる。
この曲、何かバッキングトラックでやってみよっか。よしiRealを…スマホで…
とか、
40bpm以下でメトロノーム鳴らしたいな。そうかあのアプリがあったっけ、スマホに…
とか、
このチェンジ、ピロンさんがすごい格好いいフレーズ弾いてたよなぁ、何だっけ、そうだYouTubeに…スマホを…
などということが起こり、気が付くとギターを置いてソファに深々と座って「ちょっと休憩しながらスマホでも見るか、ついでに炭酸水を…ヘヘへ…よしYouTube登録チャンネル巡りだ、スマホゲット・電源オン!かわいい動物動画を見まくるぞ…」というようなことが私以外にあなたの身にも起こってきたと思うのだが結局のところ我々にはもうスマホから逃れる術はないのかもしれない。
スマホなくして完結しないFender Mustang GT 40という最新鋭アンプ
Fender Mustang GT 40という最新鋭アンプを使いはじめました。詳細な感想は別途記事にする予定ですが、とりあえずこのアンプ、スマホがなくても使えなくはないですが、スマホとの併用が前提のアンプなのです。スマホとBluetoothで接続することでアンプの全てをコントロールできます。アンプはWi-Fiでネットワークに繋がり、単体でファームウェアをアップデートしたりトーンをゲットしたりします。
いわゆるデジタル・モデリングアンプで、’65 Twin Reverbといった歴史的名アンプのプリセットがたくさん入っています。スマホアプリで例えばトレブルのツマミを下げれば、アンプ本体の液晶パネルのツマミも同期してキューッと下がります。リモコンみたいな感じです。
iRealの音も、YouTubeの音も、Bluetoothでアンプに流すことができます。もはやスマホ三昧、スマホまみれなのであります。Jazz Guitar Forumのスレッドで3人使われている方がいて、読んでいたらいつの間にか買ってました。
もはやスマホから無理に逃れようとしても無駄なのです。むしろスマホの呪縛から真に解放されるためには、このスマホという娯楽の悪魔と徹底的に向き合う必要があるのではないか。逃げても無駄なら、付き合ってみる。さあスマホよ、煮るなり食うなり、好きにしろ!俺はもう、お前から逃げない!だからといって練習中にかわいい動物動画を見まくるようになると思ったら、大間違いだ。本当の俺を見せてやる。
って何の話を書いているのわからなくなってきましたが、いじっていて楽しいアンプです。弾く時間は、増えますね。しかしアンプに液晶画面があって、そこにSSIDがずらっと並んでいるのを見ると何とも不思議な気持ちになります。もはや我々は、スマホから、インターネッツから逃れることはできないのだ…コソ練中でさえも…
プリセットがFenderアンプ博物館みたいで楽しいです。しかしこの値段は凄まじく安い(まさかの2万円台)。このアンプはベストセラーになりそうな予感がします。
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![]() Fender MUSTANG GT 40 ギターアンプ |