こんばんは、ローカルビジネスサテライトです。本日はエレキギター老舗・Hender社の鮫島CEOをお迎えし、日本市場向けに開発された新しいタイプのギターについてお話をうかがいます。鮫島さん、よろしくおねがいします。
鮫島:よろしくおねがいします。
キャスター:新しいギターを開発されたそうですね。これはどんな特徴が…?
鮫島:まずはベリーショートスケールですね。ネック全長が短くなりました。これは決して原材料費のカットを意図したものではなく、お年寄りや小柄な女性の方にもより弾きやすいギターを提供したいとの思いからです。フレット数は15です。
キャスター:ボディも薄くなったそうですね?
鮫島:ええ、極限まで薄くしました。これも原材料費のカットを意図したものではなく、体力のない方でもギターを楽しんでいただけるようにしたいという思いから軽量化しました。
キャスター:新開発されたピックアップにはどんな特徴があるのでしょうか?
鮫島:コイルの巻きを減らしています。これには様々な理由がありますが、企業秘密なので詳しくはお話できません。ただ原材料費のカットとは関係がないとだけ申し上げておきます。あとフロントとリアをなくし、センターピックアップ1個のみとしました。
キャスター:そしてこれは5弦ギターだとか…?
鮫島:はい、ギターは難しい楽器ですので、弦は1本でも少ないほうが多くの皆様に楽しんでいただけるとの思いからそのようにいたしました。スケールメリットからするとペグを1個減らすだけでも相当なコスト削減が、という話ではございません。
キャスター:工場出荷時の弦はどのようなものが?
鮫島:1弦が.004〜のセットになります。
キャスター:そうなんですか。ところでこの新ギター、何という名前でしょうか?
鮫島:シュリンクキャスター(Shrinkcaster)です。
キャスター:ずいぶんと野心的な新商品ですね。これはやはりお値段は高くなるのでしょうか…?
鮫島:いいえ、弊社の企業努力により、お値段据え置きを実現できました。従来のストラトキャスターと同じ価格での販売となります。
キャスター:実質的に値上げとなっている部分などは、ありますでしょうか?
鮫島:
キャスター:でこのギターを今後、御社の主力商品として大々的に売り出していく、と?
鮫島:いいえ、大々的にはやりません。ひっそりと、とです。一般の方にわからないように、弊社の全てのストラトキャスターを少しづつこのシュリンクキャスターに置き換えていく予定です。
キャスター:そうですか、ところで鮫島さん、今月でHender社のCEOを退任されるとか…?
鮫島:ええ、まあ、ひっそりと給料を減らされてきているので、そろそろ限界かな、と。
キャスター:鮫島さんありがとうございました。さて本日のローカルビジネスサテライト、いつもより放送時間を10分短くお届けしました。