Blackstar FLY 3 Bluetoothを入手しました。最近ミニアンプにハマっておりまして、この記事で紹介したDanelectro HoneyTone N-10などは「いい感じのダメな音」がする魅力的なアンプなのですが、このFLY 3 Bluetoothは「普通に良い音」がする優等生です。いや普通どころか、かなりイケメンな感じの良い音がします。HoneyTone N-10がリリー・フランキーなら、FLY 3 Bluetoothは斎藤工です。
HoneyTone N-10と並べると大きさはこんな感じです。ZT lunchbox jr.よりも一回り小さく、重量は単三電池6本を入れた状態で905gでした。2.27kgあるLunchbox jr.よりはるかに軽く、実際持った感じもすごく軽い。これは出張や旅行に余裕で持っていけるサイズ・重さです。右上に見えているYAMAHA THR5Aも2kgあり、少し大き目。FLY 3 Bluetoothはリュックに余裕で入ります。素晴らしい!
単三電池6本が付属。私はもっぱら電池で運用するつもりです。これが切れたら充電式のエネループを使います。右側にあるジャックはエクステンションスピーカー用。FLY103という別売の怪しいキャビネットがある、との善意の市民からの情報提供を受け、後日連行しました。
FLY 103 Extention Cabとステレオに。俺は…俺は何をやっているんだ…楽しいぞ…
FLY 103のケーブルが良い感じです。こんなふうに本体裏にきれいに収納できるようになっています。長さは1m足らずです。
コントロールはGain, Volume, EQ, Delayの4つ。イコライザーは右に回すとファットで奥行のある音に。UKサウンドというらしい。左側に回すとUSサウンド。どちらも良い感じで使えます。ディレイはかなり綺麗です(タイムとデプスを設定可)。セミアコでもフルアコでもソリッドでも、このサイズとは思えない驚くほど上質なクリーントーンが出ます。
トドメがBluetoothです。実はこれがいちばん気になっていたのでした。1度スマホとペアリングしてしまえば、あとは本体のボタン1発で瞬時に接続されます。ペアリング、爆速です。iRealのような音源を使ったり、耳コピー時に便利。あと普通に音楽を流す時でも、音質がかなりいい。PCのモニタースピーカーをこれに換えてしまう手もあると思いました。ベッドサイドに置いても便利。
AUX端子のある他のミニアンプでもスマホの音は鳴らせますが、ワイヤレスはやっぱり便利ですね。出かける時もシールドだけ忘れないようにすればOK。ワイヤレストランスミッターを持っている人は気分的にもっとラクでしょう。とにかく音がいい。卓上で目の前から聴こえてくる音は新鮮で練習時間が増えます。イヤホンをつないで深夜に練習する時も便利。あと先にも書きましたが、外泊時に大活躍しそうです。
大きさ・重量・音質・価格のバランスが絶妙だと思います。1万円以下というのがいいです。あまり使わないけど歪みもイイです。サブアンプとしても面白いし、自宅用にはじめてギターアンプを買いたい人にもオススメできます。これはかなり良いものですよ。Blackstarのアンプはノーマークだっただけに、予想以上の実力に驚かされました。
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![]() BLACKSTAR FLY 3 Bluetooth ミ二ギターアンプ ブルートゥース機能搭載 |