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ノンカッタウェイ・フルアコの魅力

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Guitarshop TANTANという、千葉県柏市のショップさんがプロデュースしているTRmusic T50というギターが私の周りでホットです。下の動画を見て「これすごくいいんじゃないの」と思った人が多いようです。

Gibson ES-150あたりを彷彿とさせるノン・カッタウェイのフルアコ。動画のモデルは17インチですが16インチもあるらしく、そちらはES-125にも似ているのかな。このギター、17インチモデルで¥148,000、16インチモデルで¥128,000とのこと。えっそんな値段でいいの、と正直思いました。制作はウォーキンのArchtop Tributeも手掛ける寺田楽器製。

素直にいいなぁ、と思いました。昔から、時々ですが「ノンカッタウェイ・フルアコを弾きたい」という欲求がムクムクと発生することがあり、その度にショップでこういうギターを弾いてみるのですが、結局買わずに帰ってしまいます。何故かというと、やはりハイフレットが弾きづらいと萎えてしまうんですよね。

基本的に狭い音域で楽しむギターかなと。でも、それが逆に良さそうな気もします。14〜15フレット以下で表現するギター、と割り切って楽しむ。カッタウェイのあるモデルと違って、やはり低音側がリッチです。音の深み、エアー感はボディの容積と比例するなぁ、と改めて思わされます。

上の動画では、お三方ともにこのギターの長所がよくわかるような弾き方をされているのがすごいと思いました。開放弦のサウンドが美しいですね。資金とスペースに余裕があれば1本持っておきたいと思いました。

このギター、Guitarshop TANTANのこのページで制作秘話なども含めて詳しく紹介されています。

ノンカッタウェイのフルアコが本気で欲しいと思ったのは、下の動画を観た頃かもしれません。Alex Baboianというギタリストで、ES-125でTenderlyを弾いています。この音色、本当にすごいなぁと思いました。プレイにチャーリー・クリスチャン的な要素はないけれど、クリスチャンのサウンドは感じます。歴史の連続を感じさせられ、この古いギターを俺も弾いてみたい、と強く思ったのを覚えています。

ところでこのTRmusic T50の動画、国産ジャズギターを紹介する下のムックと関係があるようです。ご興味がある方は是非。なお現在amazonでは書籍5冊以上まとめ買いで、最大8%のポイントを還元するセールをやっているようです。クーポンコードは「MATOME5」。詳細はこのページです。2018年2月1日までだそうです。

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