(日刊スポーツ)5月20日、有明コロシアムで行われたWJA(World Jazzing Association 世界ジャズ協会)世界ミドル級ジャズギタリスト王座決定戦において、ロンドン五輪金メダリストで世界初挑戦の村田(帝弦)は同級1位のオッサン・エンタメ(フランス)に1-2の判定で敗れた。村田はソロにおいてクリーンヒット(=破壊力のあるパンチラインを含むフレーズ)を多く放ちオッサンからダウンを奪い観客を魅了するなどしたが、無意味な音をアグレッシブに手癖のままに弾きまくったオッサンに音数で及ばなかった。オッサンの出鱈目とも取れる演奏中も村田は正確なリズムのバッキングをキープし、高いディフェンス能力を示したものの、不可解な判定によって敗れた。ステージ・ジェネラルシップは明らかに村田が握っていただけに今後の成り行きに注目が集まっている。
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