ここ数年、BELDEN社の#8412という型番のシールドを愛用してきました。
愛用、と言っても、何となく多くの人が使っているから高品質なのだろう、と思って使いはじめただけで、特にこだわりも不満もなく使ってきました。
それが先日、ベーシストの方に「オヤイデ電気のG-SPOTケーブル、すごくいいよ」と勧められたのでした。シールドにはこだわりがないし、よほどの粗悪品でなければ製品によって大きい違いはないだろうと思っていたので、すぐには買わなかったのですが、手持ちのBELDENの1本が壊れたのを機に買ってみました。
で、このG-SPOTケーブル、気に入りました! ベルデンは太い音がするのですが、G-SPOTは太さ控えめかつ中域がきれいで、音像がクリアというかハイファイになるように感じます。かといってハイがうるさいわけでもなく、上品な感じ。ケーブル一本でずいぶん変わるものだと感心しました。ただ、しばらく使っていると慣れきってしまい感動は薄れます(笑)。
ベルデンが悪いわけではないですが、低音が出過ぎる箱物ギター等はオヤイデのほうが使いやすいような気がしました(でも、音痩せするわけではありません)。反対にソリッドで太い音を出したい人はベルデンがような気も。どちらも良い製品ではないかと思います。G-SPOTは最近、使う人を多く見かけるようになりました。