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心の3大ギタリストを選んでみると、自分のことがよくわかる

つい最近こんな記事を書きました。ギター・マガジンで様々なギタリストが「心の新3大ギタリスト」を選ぶという特集をやっていて、その紹介です。

ギター・マガジンの10月号が素晴らしい。「我が心の新3大ギタリスト」という特集記事があるのですが、「いろんなギタリストに好きなギタリスト3人...

すると嬉しいことにJazz Guitar Forumでも心の3大ギタリストという同じ趣旨のスレッドを立ててくださった方がいました。私もあなたも3大ギタリストを選んでみよう、という面白いご提案。私も早速、参加!

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心の3大ギタリストを選んでみると、自分のことがよくわかる

これがですね、やってみるとすごくおもしろい!ものすごく悩むのです。どんな基準でもいいから、自分にとって重要なギタリストを3人だけ挙げてみる。すると、それ無理だよ、とまずなるのです。3人とか絶対無理。かといって「存命中の…」とか「ジャズに限って言えば…」という縛りを設けてみても、自分の場合は何かモヤモヤしたものが残ったのでした。どうやってもうまく選べない。

ジミー・ペイジを外すなんてありえるだろうか。あんなに大好きなパット・メセニーやジョン・スコフィールドは、3人の中に入らないのか。ウェスはどうなんだ。等々、あれこれ考えます。この過程で、自分は何が本当に好きなのか、自分にとって何が重要なのか、現在の自分が渇望しているものは何なのかということをあらためて考えることになりました。ほとんど練習のような感じです。

それは自分自身を定義しなおす作業でもあるのでしょう。とはいえ、自分を定義するということは、自分を縛ることではないと思っています。むしろ、そのスレッドで現在の自分にとっての3大ギタリストを選んでみたことによって、私は少しスッキリした気持ちになれました。その3人と自分の方向性の違いも同時にわかったからです。

そして他の方々が選ぶ3大ギタリストを見ていると、その3人に突然不思議な共通点が見えてきたりして、それがまた面白い。いつも投稿されている方のご回答などを見ると、なるほどわかる!と思ったりします。これ、本当に面白いので皆さんもお時間のある時に是非「心の3大ギタリスト」選んでみてください。飲み会で友達とそういう話をしてみるのも、面白いと思います。きっと一晩中話題が尽きないことでしょう。


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