Squire by Fenderの安いストラトを使っています。詳細は下の2つの記事に書いたので併せて是非!
このたびサドルを交換することにしました。Raw Vintageの”Pure Steel Saddles”という製品です。だいぶ前に買ってあったのですが、ようやくこの夏休みにインストール。その様子を写真付きでご紹介。
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まずSquire Bulletの純正サドルはこんな感じです。モダンなデザインですが、ゴトーのような高級品では当然なくて、韓国製か中国製でしょう。弦が接しているパーツだけにこういうところが音に与える影響は決して小さくないはず。
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今回導入するRaw Vintage Pure Steel Saddlesがこちら。重さを測るのを忘れましたが、肉抜きされていて見た感じは軽量そうです。”Raw Vintage”という刻印が入っていて、凝ってます。
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元々のサドルとは形状と厚みが全く違います。これは横から見たところ。
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弦高やオクターブチューニングの問題があるので、なるべく元々のサドルに近いセッティングでまずは入れたい。というわけで、1つ外して隣のサドルとの関係を見ながら1つ入れる、という作業を繰り返します。
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全部入りました。ギターのサドル、こういう位置関係になるのが面白いですね。1弦 > 2弦 > 3弦と下がっていって、4弦がまた上がって4弦 > 5弦 > 6弦と下がっていく感じになりますね。
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弦を張りました。2本のイモネジで弦高調整。大きいプラスネジで前後に動かしてオクターブチューニング。写真を撮りながらだったのもありますが、最終調整まで1時間半ほどかかりました。大仕事。こういう作業は練習する気になれない日のために取っておきます(笑)。
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真上から見るとこういう感じです。amazonのレビューには、Fender Japanのストラトでこれを使うとサドルとサドルのあいだに隙間ができるので音の分離が良くなる、という興味深い感想が書かれているのですが、このSquire Bulletでは隙間ができません。むしろちょっと窮屈なほどです。特に入れづらいということはありませんでしたが、余裕ゼロ。よく入ったな…(※私が買ったのはゴトー互換のミリサイズ)
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さて、肝心の音はどうかというと… 違いがよくわからない。というのも、同じタイミングで弦をElixir Nanowebからダダリオのフラットワウンドに換えてしまったからです(笑)。ただ、しばらくフラットワウンドで弾き倒した後、やはりこのギターはラウンド弦のほうが楽しいかなと思い、前と同じエリクサーに再交換(フラットワウンドもったいなかったけど…)。
その結果。おお…イイ! なんというか カドが取れた感じの音 になってます。固さが取れて枯れた感じの音になった印象。ずいぶん変わるものです。まぁ2万円のギターに5000円のパーツを入れるというのも何かおかしい気はしますが、これ、安い楽器ほど効果がわかりやすいんじゃないでしょうか。
自分はやはりギブソンスケールと平たい指板でギターをはじめたこともあり、フェンダー系のギターがメインになることはないと思うのですが、このストラトをLINE6 DL4に突っ込んだりするといつもとは違うインスピレーションを得られるので、頭の切り替えでたまに弾くことが多いです。ストラトは音響で遊ぶのがとにかく楽しい楽器です。
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