ギターの指板上のシェイプを観察・研究する特集記事の第2回です。第1回はこちら↓
今日のお題はこれです。サイコロの3…
つまり…こいつだ!
2・3・4弦上のこのサイコロの3みたいなシェイプ、これも面白いです。いろいろなコードの1部としてご存知の方も多いはず。
サイコロの3みたいなやつで遊ぼう!
先手… Cm6で行きます! 5弦3フレットがルートのあれです!ビバップな感じのダークなマイナー!マイナーセブンよりモテる!ドリアンにもメロディックマイナーにも対応だ!
後手… そのまま短三度上にずらし…F7(b9)の37抜きを喰らえ!
Cm – F7と来たか… これは… Bbで応じろという誘い… だが…果たして… 続けられるのか… あれがこうなって… こうすれば… なんかできた!
2-5-1に寄せてきたか… ならば… 定石は6! G7にこのシェイプ… これは簡単!
逆循環が弾けました
2516の逆循環が弾けました。なんかマッコイ・タイナーかハービー・ハンコックみたいだ…
このサイコロの3みたいなやつは、他にもいろんなコードになって面白いですね。音程的には増四度と完全四度。それをぶちこめればどんなコードでも弾けるわけですね。様々なテンションやスケールを想定するとかなりいろんなことができるように思います。
ただ理論上は特定のシェイプが任意のコードにぴったり収まったとしても、実際はうまくサウンドしないことがあったり、コードだとうまくいかないということもあり、試行錯誤が必要なことも。
でもそういうのも含めて、自分の感性を試す作業が入るので、楽しい。自分にとってこのサウンドは、ありかなしか。そういう自問が入る。それがいい。あと慣れてきたらこれらのシェイプを微妙に変更していくと相当なバリエーションが得られるので、お得です。
もし何か有益なところがある内容でしたら、シェアしていただけると続編を書こうという気になるので、宜しくお願いします (無益だった場合はそっ閉じで…)。