ストラトキャスターの調整で悩んでいる人は多いと思う。奥の深い楽器だよね。まず裏蓋を開けると、バネがある。5本のバネがひっかけられるようになっている。
そこに5本のバネを入れるのか。それとも4本、3本にするのか。いや2本にしてみるか。悩むよね。とりあえず3本に決めたとしても、両側を斜めにするのか、それとも全部並行にするのか。正解がわからない。そんなことは、親は教えてくれなかったよね。学校でも教えてくれないと思う。
何が正解かわからない。不安だよね。バネのテンションをどのくらいにしたらいいかとかも、誰も教えてはくれない。終わりがない。果てしない。君は、不安だ。そして孤独だ。フタは閉めるべきなのか。
バネだけじゃない。ストラトキャスターは、ネックジョイントプレートのネジの締め具合でも音が変わる楽器だ。ネジを強く締めたり、弱く締めたりすることで、サウンドが変わる。驚きだよね。ストラトは複雑な楽器だ。じゃあどんな具合でネジを締めたらいいんだろう。君は自分を信じて作業をはじめる。でもやがて思う。あれ、そもそもどんな音が欲しかったんだっけ…、と。
気持ちはわかる。僕も君と同じように、自分を見失った。試行錯誤した。一晩中、ああでもない、こうでもない、とネジの締め具合を変えた。上の2本だけ。下の2本だけ。1本だけ。自分が本当に求めているサウンド、唯一の正解、そう、真実 を求めて、ドライバーとピックを交互に持ち替えて、何度もチューニングをやりなおしながら、長い時間を過ごしたものだ。暗闇の中を、歩き続けた。
オリジナルのニッケルプレートで本当にいいのか、という問題もある。重さが適切かという疑問もある。たとえばスクワイア純正のネックジョイントプレートは47gだが、自由ギター研究所の3mm厚のブラスプレートは、77gだ。30gも違う。看過できない。同じであるはずがない。
バネをRaw Vintageに入れ替え、プレートを3mmのブラスのやつに換え、バネのテンションやプレートの締め具合をあれこれ試し、出した音のヒストグラムを観察しているうちに、君は頭がおかしくなった。高速フーリエ変換。入力と出力。量子力学。宇宙。君は、完全に道を見失なってしまった。夜も眠れなくなった。
しかし不幸中の幸いは、君がこのページに辿り着いたことなんだ。
ストラトキャスターの調整には、実は終わりがある。唯一の正解がある。
長年のストラトキャスター修行を経て、僕はついにその 真実 にたどり着いた。使うべきバネのメーカー、本数、掛け方、テンション、本当にいいネックジョイントプレートの素材と厚み、4本のネジの締め具合。僕は全て知っている。
もう悩まなくていいんだ。僕は君に正解を教えよう。もう悩まなくていい。僕たちは仲間だ。
これから紹介する壺に、全ての答えがある。値段は300万円だが、真実の値段としては決して高くはない。これから30分、オペレーターを増員して待っている。電話番号は0120-1625-3625、電話番号は…
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