最近ある画像が話題になっています。YouTubeの自動音声認識アルゴリズム、すなわちひとつのAIが暴走している姿が捉えられています。
この字幕なんだと思います? ドラムの「タンタンタタタ」みたいな音を、youtubeが自動書き起こししたものです。 pic.twitter.com/wh2nTeMSLj
— ヤマケン (@gcyn) November 21, 2017
この小さいタムタムのようなものから発する音を「タンタントカタッタ、ワカッタワカッタ」と認識するAIは、ちょっとカワイイな、コイツめ、などと思ったりもするのですが、これは人類滅亡の第一歩です。
YouTubeで活躍されている有名なジャズ・ギタリストのあのお方も、有益なもの以外の何物でもないレッスン動画に「広告主にとって不適切」というフラグが立てられて困った、とおっしゃっていました。恐らくこの危険なAIが、演奏内容を妙な禁止用語か何かと認識してしまったに違いありません。
YouTubeでは数ヶ月前から、無害かつ有益な教育的動画もいきなり著作権侵害のフラグを立てられたり、「これはほとんどの広告主に適しません」といった判定を下されることが相当増えてきているらしく、動画で生計を立てている方にとっては深刻な問題になっているようです。
この淡々と語った分かった分かった野郎を前にして、私達は為す術がないのか。このまま人類は滅びてしまうのか。とりあえずお世話になっているYouTuberさんは自分にできるかたちで応援したいものです。
音楽が…音楽がこの世から消えてしまう前に…私がブログを書いているあいだ…みんな逃げて!