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それが自分に向いていると思ったら徹底的にやってみてはどうか、と思った話

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この記事はこのブログそのものがテーマです。今年になってから記事の更新頻度を上げることにしたのですが、そこには理由がありました。それについて書こうと思います。

読者が増えてくると起こりがちな問題

このささやかなブログでも、いつ頃からか読んで下さる方が増えてきました(どうもありがとうございます)。それと同時にコメント欄を通じてウンコみたいなメッセージを送りつけてくる少し頭のおかしい人も現れるようになりました。接続情報調べるといつも同じ人みたいですが…ヒェーーー!!(稲川淳二風に)

それで面倒くさいのでコメント欄は撤去してしまったのですが、様々なまともな方々との交流チャンネルを残す意味でも何かコミュニケーション空間があったほうが良いだろうと思い、春にJazz Guitar Forumという管理機能が強力な掲示板を立ち上げました。そちらは法律的な問題にスピーディーに対応してもらうための強力なサポートを得ています。

このブログはもうやめてしまおうと思ったこともあります。記事を通じて音楽に触れ続けていると自分が音楽的にも成長できるていると確かに感じるのですが、生ゴミみたいなものは見たくない。しかし、記事を楽しみにしてくださっている方がいて、記事自体に何らかの需要がありそうなので、反対に開き直って、徹底的に記事を書くことに決めたのです。

その役割が与えられているように思ったら、一度徹底的にやってみる

この世にいる人間には誰にも、その時々で与えられた役割があるような気がしています。ブログを書くことが私の役割だとは思わないのですが、少なくとも今の私には、ギブソン・ジャズギター・コンテストで優勝を目指すよりもこのブログを書くことのほうが向いているらしい、また需要もあるらしい、と思うようになりました。

お前どんだけギター弾けんだよ、俺よりヘタクソなくせにブログなんか書いてんじゃねーよ、弾けんならさっさと動画アップしな!という感じの、お前は何と戦っているんだ系のコメントをむかしよくいただいたものですが、仮に私がギブソン・ジャズギター・コンテストで優勝できるような腕前だったらこのブログは書いていないと思いますね。

うまくなることは目指しています。そして記事を書き続けていることで嫌でも自分の音楽や技術や理論のことを突き詰めて行かなくてはならないので、うまくなるためにこのブログを書いているとも言えます。

と同時に、お前は他の何かよりもそれのほうが得意そうだな、ならそれを徹底的にやってみろ、という不思議な力が働いているようにも感じているので、今年は結構力を入れて多めの記事を書いています。

ネットでの態度は音楽にも出るんじゃないでしょうか

記事を書いたり、ブログ運営がストレスになって自分の音楽に悪影響が出るのならすっぱりやめるのですが、今のところそういう感じはありません。このブログを書いてこなかったら、私は技術的にも音楽的にも今の自分のレベルには至っていなかったと思います。

ブログを書いている人で、読者が増えるにつれて似たような厄介事を経験したことがある方は多いのではないでしょうか。色々な人の話を聞いていると大体頭のおかしい人が湧いてきてキチガイコメントを寄こしてくるらしい(笑)。それが嫌になって更新やめちゃった、という人もいるようなんですね。特に音楽系のブログは多いと聞きます。

あと日本という国は、ちょっとでも目立つと叩かれるというのはやはりあると思います。目立ってはいけない。常に他人の顔をうかがいながら発言しろ。派閥の意向を無視するな。俺達の仲間になれ。俺の友達申請を無視するな。そういう同調圧力的なものも強力に感じます。

でもね、そういう態度って音楽にも出ませんか。そんな風にギター弾くのってつまらなくないですか。それ、いい音楽になりますか。

特にいまFacebookを積極的にやっていない人がこういう妙なブログを書いているのを快く思わない方も多いらしく、やるならFacebookでやれ、みたいに言われることもたまにあります。でもね、私は言いたい。あんたらミクシィ見捨てたくせに何言ってんだw と。

ホームページが廃れたらブログ。ブログが廃れたらミクシィ。ミクシィが死んだらfacebook。あんたらバッタか。焼畑農業か。facebookが終わったら今度はbuttbookでもやるのか。バッタでも焼畑農業でもbuttbookでもいいけどそういう生き方を私に押し付けないで欲しい。こう思うのであります。

匿名性を悪用して何か中傷するみたいなことは論外ですが、権威やしがらみから離れたなるべく自由な立場で何かが好きだと言ったり、これいいよ!みたいなこと書くだけでももはや気軽なことではないらしく、嫌になってやめちゃう人多いんでしょうね。

でもね、自分がそれに向いていると思ったら一度徹底的にやってみるのも良いんじゃないでしょうか。私はそうすることにしました。書けるうちに書いておこうと思っています。

音楽もネットもやりなおせるはず

最後にちょっと書いておきたいのは、音楽はやりなおる、学びなおせる、ということです。いままで頑張って練習してきたけどうまくいかなかった。他人に意地悪された。憎い人間がいる。そういう人でも、音楽はあなたを見捨てないですよ。もう一度やろうと思ったら、いつでも取り組ませてくれますよ。音楽さんはな、大きいお人なんだ…

実人生で失った信用はそう簡単には取り返せないかもしれないけど、それもやり直せばいいじゃないですか。Jazz Guitar Forumはハンドルネームでも参加できます。

セッション会場で、一緒に演奏する相手が過去にどんなことやった人かとか、偉い人かとか、嫌な人かとか、考えないでしょう。一緒に音楽するだけです。演りましょう。


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