Electro-HarmonixのFreezeというエフェクターからヘンなノイズが出て困っていたのですが、なんとなく原因が判りました。
このペダル、以前からブ〜ン、というかブゥー… みたいな高周波ノイズが(バイパス時でも)聞こえることがあり、しかも発生パターンがよくわからなかったのでした。エレハモ本家の掲示板に投稿があるのを見つけ、読むと電源を共有するとかなりの確率で発生するらしいです。
試しにFreezeだけを純正電源アダプターで接続、他のエフェクター類との電源と分けてみると… 例のヘンなノイズは消えました。
しかし最近「とにかくスッキリコンパクトで床掃除がしやすく机にもサッと持っていける練習用エフェクターボード」を導入したので(記事)、電源はやはり一つにまとめたい。そこで試してみたのがVitoos DC8 isolated power supplyという製品。これは4000円程度と低価格ながら2つのアイソレート電源と6つの9VDCを搭載しているので人気があるようです。
Freezeを右側の6つのどれかから給電すると、ノイズが発生。AかBから給電すると、予想通りノイズは消えました。ノイズの原因は他のエフェクターとの接続順番もあるかもしれませんが、とりあえず「電源を独立させる」必要はありそうです。
このFreezeというエフェクター、踏んだ瞬間の音をオルガンのように持続させる(slowモード以外は減衰もしない)というもので、実際の演奏での常用はなかなか難しいところがありますが、私の場合は練習用に重宝しています。何か特定のベースノートをドローンのように鳴らして、その上で様々なスケールやコードを練習する時にとても便利です。